「国葬」の協議を逃げ回る 「高木毅」“パンツ”国会対策委員長に不安の声
今月27日に迫った安倍元総理の国葬が最大のテーマとなる閉会中審査を巡って、与野党間での調整が続いている。ちなみに、こうした調整を担当するのが、各党の国会対策委員長。しかし今、自民党の国会対策委員長である高木毅氏に対して、与野党から不満の声が噴出しているというのだ。
【写真5枚】2021年開かれた高木氏のパーティーには、故・安倍元総理がかけつけ、仲睦まじく肘タッチ。岸信夫前防衛相の姿も
電話にも出ない
野党関係者が言う。
「今回の閉会中審査の調整、実はかなり難航しているのですが、その原因の一つが、他ならぬ高木委員長なんですよ。立憲の国対委員長である安住さん（安住淳衆院議員）がいくら高木さんに呼びかけても、すぐには返事をせず、協議自体がなかなかスタートしなかったということなんです。高木さんは、とにかく電話にも出ないし、逃げまくっているんです」
業を煮やした安住氏は、
「このままでは閉会中審査自体が開かれなくなる可能性もあるため、仕方なく、本来政府側の人間で、国対とは関係のない、松野博一官房長官に連絡を取り、どうにか協議が進んでいるとのことでした。岸田総理が閉会中審査に出席することが決まったのも、松野さんルートを通じてのことでした」
この態度には、自民党幹部も呆れる。
「国会対策委員長は、対立する野党とも上手に付き合い、反発する党内を収め、国会運営を円滑に進める重要な役割。時には寝業も必要な、立ち回りが非常に難しい立場でもあります。それがこの有様じゃ、職務放棄と言われても仕方ありません」
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