「岡田健史」「能年玲奈」「井浦新」「永山瑛太」…  芸能人「改名」でブレイクする人、失速する人の違いは何か?

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井浦新や永山瑛太など「改名」が成功したケースも

 最近では、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレイクした「のん(能年玲奈)」のケースが挙げられる。あまちゃんの撮影時の「給料が5万円」だったことなどが暴露され、メデイアを巻き込む形で騒動は過熱。16年に独立を果たしたが、「能年玲奈」が商標扱いとなっていて「使用には事務所の許可が必要」とされたため、改名を迫られた経緯がある。

 しかし一方で、改名がプラスに働いたケースも。

 本名への改名で成功した代表格が俳優の井浦新とされる。もともとARATAの名前でモデルとして活動していたが、12年公開の映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』への出演を機に改名。以降、ドラマやCMに引っ張りだこの人気俳優へと駆け上がった。

 歌手の木村カエラを妻に持つ俳優・永山瑛太も、20年にこれまでの瑛太から本名に。また、ひき逃げ容疑で逮捕されたスキャンダルから復帰途上にある俳優の伊藤健太郎も、出世作となった人気ドラマ『今日から俺は‼』の撮影中に本名に戻してブレイクしたひとりだ。

 芸能リポーターの川内天子氏がこう話す。

「その後の芸能活動に影響を及ぼすかどうかのポイントは、改名の背景にトラブルがあったか否かに尽きます。“事務所と揉めた”などのマイナスイメージが一度付くと、リスクを恐れてテレビ局などは仕事をお願いしにくくなる。ただ水上さんの場合は、事務所側も“円満退所”を表明しているので、これから小さな役でもひとつずつ仕事をこなし、キャリアを積み重ねていけば、さらなる飛躍が期待できます」

デイリー新潮編集部

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