ゆうこりんに続き篠田麻里子も! 受賞者が次々と夫婦の危機に陥る「ベストマザー賞」の呪い

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報道を逆手にとったマリコさまの豪胆ぶり ベストマザー賞は「呪い」ではなくお姫様気質を測る物差しか?

 翻って篠田さんの夫も、一般人だ。告白が聞き取れず「は?」と返したところ、交際申し込み程度では許されないのだと勘違いした夫からプロポーズされたのだという。「上からマリコ」を地で行く、気の強さがうかがえるエピソードでもあり、お姫様気質のタレントを喜ばせるサプライズでもある。

 ベストマザーという冠は、実はプリンセス気質のタレントほど窮屈なシロモノなのではないだろうか。お姫様はずっとお姫様で、一般人が考える母親という枠に収まらない。

 別居報道後もマリコ様の強気ぶりは健在だ。「未公開動画」「やっと発表できました」など意味深なタイトルで注目を集めながらも、中身は娘との帰省やプロデュース商品の紹介だけ。お前らなんかに簡単に夫婦関係のことなど話すかよ、という姿勢がうかがえる。

 思えばゆうこりんやゴマキも、受賞後のいざこざを経ても活躍し続けている。「ベストマザー」賞の呪いは、タレントパワーの強さの証明と言い換えられるのかもしれない。

 ちなみに一般人との交際0日婚での成功例といえば、小林麻耶さんパターンがある。結婚後に夫も有名人になるという方法である。妻を母ではなくお姫様としてチヤホヤし続けるか、自分も「王子様」になるか。一般人夫が女性タレントとの結婚生活をつつがなく続けるのは、その二択しかないのかもしれない。

 篠田さん夫婦がどのような道を選ぶかはわからない。でも母は強し、そしてマリコ様はもっと強し、というのは確かなようだ。世間が思うような「ベスト」ではなかったとしても、「オンリーワン」のパワフルな母親像を、これからも見せ続けてくれることだろう。

冨士海ネコ

デイリー新潮編集部

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