ゆうこりんに続き篠田麻里子も! 受賞者が次々と夫婦の危機に陥る「ベストマザー賞」の呪い

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 篠田麻里子さんが浮気を疑われ、夫が子どもを連れて別居しているという。彼女は2021年のベストマザー賞受賞者だ。ただこの賞、以前からなぜか受賞者の離婚やスキャンダルが多い。余計なお世話を承知で書くと、第1回は黒木瞳さんに小渕優子さん、勝間和代さんの名前が並ぶ。確かに飛ぶ鳥を落とす勢いの面々だが、のちに週刊誌やニュースを騒がせる渦中の人となった。そして第2回は今井絵理子さんである。最近バツ2となって話題をさらったゆうこりんこと小倉優子さんも、2014年に受賞。不倫を疑われた元アイドルという共通点でいうと、後藤真希さんも受賞者だ。あくまでも「ベストマザー」であり、「ベストワイフ」という賞ではないものの、波乱万丈な人生を送る女性が多いことは確かではないだろうか。

 受賞者の選出にあたっては、さまざまなイベントやSNSなどで投票を募っているという。そういう意味では明確な選出基準があるわけでもなく、メディア露出やSNS発信が多い有名人ほど票が集まる。結果として毀誉褒貶の多い人が選ばれがちというだけかもしれない。

 それでも「ベストマザー」というお墨付きは、増えるばかりのママタレ界では一定の効力を持つのだろう。子ども向けの商品のプロデュースなど、名前を貸すだけで稼げる「案件」も舞い込んでくる。篠田さんもSNS発信には力を入れており、子育て記録専用のインスタアカウントも持っているほどだ。YouTubeでは交際0日で結婚した夫の顔出しなど、巧みな情報コントロールで注目を集め続けている。

 一方でSNSでの良妻賢母発信ほど、炎上しやすいものもない。有名なのは辻ちゃんや、工藤静香さんだろう。ちなみに辻ちゃんも、ベストマザー賞受賞者である。ラブラブアピールをするタレントほど離婚するというのは通説だが、辻ちゃん家もキムタク家も円満そのもの。辻ちゃんの夫である杉浦太陽さんも、「イクメン オブ ザ イヤー」を受賞している。では夫婦の危機が取り沙汰されるSNS好きママタレントたちとの違いは何か。共通点は、夫も同業者であるということではないだろうか。

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