米倉涼子がアマゾンプライムドラマの主演に内定 周囲に「海外ドラマのオファーが来ないかな」

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 主演の米倉がイメージの固定化を嫌うため――。毎度、判で押したように続編の制作が危ぶまれながらも放送が続いてきたドラマ「ドクターX」シリーズ(テレビ朝日系列)。だが、今度こそ、本当に……。

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 昨年10月の放送でシリーズ第7作を数えることになった「ドクターX」で、すっかり“失敗しない女”のイメージが定着した女優の米倉涼子(47)。そんな米倉にも、ようやく“イメージ刷新”のチャンスが訪れたそう。

 ある民放プロデューサーが言う。

「今年3月末、動画配信の世界的大手であるアマゾンプライムビデオが、日本でノンフィクション作家・佐々涼子さんの『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』という作品をドラマ化すると発表しました。キャストなど詳細は明かされませんでしたが、実はこの作品の主演に米倉が内定しているんです」

米倉が切望した“社会派ドラマ”

「エンジェルフライト」は、異国で命を落とした人の遺体を故国へ送りとどけるという実在の職業を描いたノンフィクション。映像化作品も、重厚な“社会派ドラマ”となる見込みという。

「この“社会派”こそまさに米倉さんがやりたかったこと。1999年にモデルから女優に転身した彼女は、5年後に社会派の代名詞ともいえる松本清張の『黒革の手帖』に出合い、硬派女優としての評価を高くした。ところが、この清張作品を手掛けた女性プロデューサーが2012年に制作したのが『ドクターX』。かつて所属していたオスカープロモーションの古賀誠一会長が持ち込んだ企画だったこともあり、気付けば第7シリーズまで続けることになってしまったというわけです」(同)

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