《留置場で首吊り自殺》 直前に“無罪請負人”弁護士を雇っていた28歳「養子」 残された高槻「保険金殺人」事件の謎

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 9月1日朝、勾留先の留置場で首を吊っているのが見つかり、緊急搬送された高井凛容疑者(28)の死亡が同日午後10時21分に確認された。所持していたTシャツの裾を裂き、ひも状にした上で、留置場内の高さ約2メートルにある窓の金網に掛けて自殺を図ったという。取り調べ中には「逃走」をほのめかし、直前には敏腕弁護士も雇っていた凛容疑者。真相解明は遠のき、事件も不起訴となる見通しだ。

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 事件が起きたのは昨年7月。大阪府高槻市に住む高井直子さん(当時54)が自宅の浴槽で死亡しているのを親族が発見したことに始まる。...

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