デビュー48年「中村雅俊」が語る 青春ドラマ、松田優作さん、おしん秘話
1970年代の「青春」のカリスマは、歌の世界では年内で引退する吉田拓郎(76)、ドラマ界では中村雅俊(71)だった。中村は1974年の慶應大卒業と同時に日本テレビ「われら青春!」で主演デビューし、以後も数々の名作青春ドラマに出演。中村が当時の秘話や文学座の1年先輩である故・松田優作さんの思い出、デビュー48年の現在の胸の内を明かした。
――1970年代の青春のイメージをつくり上げたのは吉田拓郎さんと中村さんという印象が強い。
中村「拓郎さんのデビュー間もないころの曲には青春という言葉を使う歌が割と多かったし、俺がやっていたドラマも青春という言葉をはっきり使い、それを描いていましたからね」
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