「中村警察庁長官」「鬼塚奈良県警本部長」が辞職 今後の身の振り方は?
過去に例がほぼない途中の辞職
8月25日、警察庁の中村格長官(59)が辞職する意向を明らかにした。安倍晋三元首相の銃撃死を受け、事実上の引責辞任と見られる。その一方、事件現場を管轄する奈良県警の鬼塚友章本部長も辞職を申し出て、これが受理されたことが明らかとなった。2人の今後の身の振り方はどういったものになるのだろうか?
「中村氏自身、事件発生直後から辞任は避けられないと考えていました。実際、当時の会見でも“長官としての責任は誠に重い”と発言しています。警察庁長官は過去に任期途中で辞めたことはほぼなく、狙撃されて瀕死の重傷を負った國松孝次長官も事件から2カ月半で職場復帰しています。...