70代の「前田美波里」「中尾ミエ」が空中ブランコに挑戦! 二人の「肉体改造術」とは
驚異のプロポーションの理由
一方、前田のデビューも16歳。昭和39年にミュージカル「ノー・ストリングス」で初舞台を踏むと、その2年後には資生堂のCMに起用された。日焼けした肌に白いワンピースの水着という大胆な姿で登場し、一躍時の人となったのは周知の通りだ。
「前田はミュージカルをはじめ、映画やドラマでも活躍。最近は“年だからという言葉は要らない”が口グセだそうです。身体のゆがみを矯正するとされる、アメリカ発祥のエゴスキュー体操に取り組んでおり、食生活はアスリート顔負けのストイックさとも。以前と変わらない驚異のプロポーションは、そうした努力の賜物ですね」
初演から3年を経て、寄せられた再度の出演オファーに、二人は「待ちに待っていました!」と、口をそろえて快諾したという。
「劇中でバーサが歌うのは『No Time At All』という曲。孫のピピンに“悩んでばかりで大切な時間を無駄にせず、人生を楽しみなさい”と教え諭す内容です」
その歌声は若者だけでなく、自身や同世代に向けたエールにも聞こえる。
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