岸田総理の内閣人事を動かした2人の“大物”とは 内閣改造1週間前に会食

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 内閣改造・党役員人事を1週間後に控えた8月3日の夜。岸田文雄総理は都内の料理屋で、自民党の2人の長老と向かい合っていた。

 御年85になる安倍派の「ラスボス」こと森喜朗元総理と、かつて「参議院のドン」と恐れられ、6月に米寿を迎えた青木幹雄元官房長官。安倍晋三元総理の急死と旧統一教会問題で揺れる政権を安定させるには、最大派閥と参院自民党の支援が絶対条件との目算だ。

 会には森氏側近の遠藤利明選挙対策委員長のほか、青木氏が手塩にかける小渕優子組織運動本部長の姿もあった。...

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