維持管理に1800万円、松本明子が明かす「実家の整理」の苦楽 「親への感謝の気持ちが湧いてきた」

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 生まれ育った家、家族の思い出が詰まった実家。その消滅など想像したくなくても、多くの人にその日は訪れる。指針になるのが松本明子(56)の、悲喜こもごもの体験談だ。

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「いまも香川の高松に帰れば、自分が育った実家がそのまま残っているから、よかったと思います」

 と語るように、松本の実家じまいは大団円を迎えたのだが、そこまでの道は真っすぐではなかった。

「20代で両親を東京に呼び寄せ、それから実家を手放すまで25年間、漠然と維持管理をして、振り返ると1800万円の大赤字でした。...

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