大本命・大阪桐蔭を倒す“番狂わせ”…下関国際が勝利した「決定的理由」
ダークホースでもなかった
「絶対王者から大金星」「番狂わせ」…そんな言葉がネットや新聞紙上で踊っていた。8月18日に行われた夏の甲子園・準々決勝で、3度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭が、格下と見られていた下関国際に5-4で敗れるという大波乱が起きた。【西尾典文/野球ライター】
全49地区の代表校が決まると、スポーツ紙は各チームの評価を「ABCランク」で格付けしている。大手5紙(日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、中日スポーツ)をみると、下関国際の評価は4紙がB、1紙がCとなっている。...