峯岸みなみの素顔 “推し婚”の背景にマンモス団地あり

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ザ・団地ッ子

「その後、両親から彼女に無事伝えられ、八幡のライブを見に行ったそうです」

 団地住まいだったのだろうか。

「彼女は“ザ・団地ッ子”と言っていいほど、性格も庶民的で邪心がなく、素直を絵に描いたような子です」

 2009年に発行され200万部超の大ベストセラーとなった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の主人公・川島みなみのモデルは峯岸だという。著者の岩崎夏海氏はインタビューでこう答えている。

《「峯岸みなみは高い能力がありながら、ほかのメンバーに比べて心が弱く、いまひとつ殻を破りきれていないように見えました。でも、世の中の大多数の人たちが峯岸に近いと思い、彼女をモデルにしたんです」》(「女性セブン」11年2月3日号)

「人を疑うことを知らないから、それが逆にアダとなってしまったのが、丸刈り騒動でした」

 13年1月にEXILEのダンサー・白濱亜嵐の自宅にお泊まりしたことが報じられ、自ら頭髪を丸刈りにした姿で謝罪を行った動画がYouTubeチャンネルにアップされ、世界中で報じられる事態となった。

「素直で人を疑うことを知らず、かつネガティブな彼女が、スキャンダルにより芸能界にいられなくなるとパニックになった末の行動でしょう。これをきっかけに彼女は研究生に降格されましたが、その年の夏には正規メンバーに復帰しました。やはり頭の回転の速さ、切り返しの上手さを生かしたトークのセンスは、メンバー随一でしたからね」

 その才能には、秋元康氏も一目置いていたという。

「秋元氏は『20年後、30年後も間違いなく芸能界で活躍している』と彼女を評していました。同期の大島麻衣も“AKBのトーク番長”と言っていたほどでした」

 そんな彼女が伴侶に選んだのが、自身のファンだったユーチューバーというわけだ。

「彼女らしく、ファンからの推しを邪心なく素直に受け入れた結果でしょう。推し婚はブームになるかもしれません。彼女は男性に夢と希望を与えたのです」

デイリー新潮編集部

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