夏の甲子園、スカウト陣はどう見た? 高松商・浅野翔吾は“ドラ1確実”も…近江のエース「山田陽翔」は上位指名を疑問視する声
プロでもクリーンアップが打てる素材
熱戦が続いている夏の甲子園。大会前、ドラフト候補という側面では、ドラフト1位指名が確実と見られるような超大物は不在と言われていた。果たして、その中で評価を上げた候補選手はいたのだろうか。彼らのプレーとスカウトのコメントから探ってみたい。【西尾典文/野球ライター】
まず、最も強烈なインパクトを残した選手となると、高松商・浅野翔吾(外野手)になるだろう。香川大会終了時点で清原和博(PL学園)に並ぶ高校通算64本塁打を放ち、スカウト陣の注目を集めていたが、甲子園初戦の佐久長聖戦で2本のホームランを放ち、持ち前の長打力を存分にアピールして見せたのだ。...