山田孝之、真木よう子は中卒、東大中退を一切伏せていた名優も…俳優に学歴は全く関係ない
篠原涼子、上戸彩は高校中退、江口のりこは中卒
篠原涼子(48)は高校中退。1990年、アイドルグループ「東京パフォーマンスドール(TPD)」の一員としてデビューしたから。
上戸彩(36)も高校中退。やはり仕事が忙しかったため。売れっ子すぎた。
江口のりこ(42)が中卒なのは知られている通り。本人によると、経済的問題からだという。だが、いまや押しも押されもせぬ名優だ。学歴と演技がまるで関係ないのが分かる。
ベテランの名優。石倉三郎(75)も中卒。やはり家の経済的事情が進学を許さなかった。
前出・仲代は定時制高卒。やはり家の経済的事情である。昼間は働き、夜は高校に通った。今や日本を代表する俳優。後進の育成でも俳優界に大きく貢献している。
生前の成田三樹夫さんは東大中退を黙っていた
1990年に55歳の若さで他界した成田三樹夫さんが東大に在籍していたことがたびたび報じられる。確かに成田さんは東京大学教養学部理科1類に入学し、1年間籍を置いていた。
その後中退し、郷里の山形大に入り直し、再び中退した。以来、成田さんは東大に籍を置いていたことを亡くなるまでずっと伏せていた。成田さんと東大の関わりが分かったのは本人の没後である。
短期間での中退だったし、俳優と学歴は全く関係ないと思っていたからに違いない。
成田さんと同年代でたびたび共演していた故・菅原文太さんのインタビューを何度かさせてもらったが、やはり母校・早大の話なんて一度も口にしたことがない。
一方、文太さんは8つ年下の故・川谷拓三さんを公私ともに可愛がっていた。川谷さんは中卒。俳優同士の付き合いにも学歴は全く関係がない。
総合コンサルティング会社・アクセンチュアは採用において学歴不問。無論、中卒者の採用もある。毎日新聞社もまた学歴不問。大卒ではない記者もいる。
そんな時代でありながら、俳優の出身校が問われるのだから不思議な話である。
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