クラフトコーラはなぜ瓶詰が多い? 知られざる「クラフト事情」をマニアが解説
ブームを巻き起こしている「クラフトコーラ」を、この夏、手にした方も多いはず。いまや大手メーカーからも売り出されるが、その「クラフト事情」はあまり知られていない。「マツコの知らない世界」(TBS)でクラフトコーラの世界を紹介し、コーラ専門サイト「コーラ倶楽部」代表、専門メディア「Cola-Fan」の編集長も務める空水りょーすけ氏が、ちょっとマニアックな視点から解説する。
https://colaclub.jp/
https://cola-fan.com/
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「クラフトコーラ」が誕生してから、約4年が経過しました。昨年デイリー新潮さんにクラフトコーラの記事を寄稿させていただいた時から更にその知名度は増し、現在では多くのメディアやイベントなどでクラフトコーラを見かけることが多くなりました。
クラフトコーラは「手作りのコーラ」ないし「手作り感のあるコーラ」全般を差し、はっきりとした定義が存在するわけではありません。多くは、香料や着色料、甘味料などの添加物を使用せず、本物の柑橘類やスパイス、砂糖などを鍋で煮込み、香味や色合いをつけています。その味わいは新鮮で深みがあり個性的で、「生のコーラ」という表現がぴったり。もちろん価格は一般的な清涼飲料水に比べて高くなってしまいますが、それでも支持されて広まってきています。
今回はもう少し踏み込んだ「クラフトコーラの製造事情」について説明したいと思います。クラフトコーラそのものだけではなく、業界についてご理解を深めていただけたら幸いです。
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