神田沙也加さんの遺骨を松田聖子が持ち帰った理由 長年愛情を注いだ祖母の存在が【スクープその後】
幼いころから沙也加さんの面倒を見てきた祖母
さらに、彼女自身が遺骨を持って帰ったのには、沙也加にとってかけがえのない人の存在があったと話すのは、松田聖子を長年取材してきたベテラン芸能記者・青山佳裕氏である。
「聖子さんの母親で、沙也加さんからすれば祖母にあたる蒲池一子さんの下で、納骨までの間は供養するつもりなのだと思います。海外進出などで長期にわたって家を空けることが多かった聖子さんに代わって、一子さんは幼い頃から沙也加さんの面倒をみてきた。当時、小学生だった孫娘を連れて、一子さんは近所のユニクロで買い物をするなど、愛情を注いでいました」
複数の外国人男性との交際や再婚を繰り返す聖子に対し、多感な時期の沙也加を慮って忠告してきたのも祖母だったという。
先の芸能関係者曰く、
「沙也加さんも祖母の側につき母との間に溝があった。にもかかわらず何かと芸能活動や交際男性に口出しをしてくる聖子さんに対し、沙也加さんは反発してきた経緯があった。今回、なんとか札幌まで駆けつけた一子さんも、ここ最近は体調を崩して聖子さんが自宅で面倒をみているそうですから、ひとまずは祖母に見守ってもらおうと、遺骨を持ち帰ったのだと思います」
聖子の実兄で沙也加の所属事務所代表を務める蒲池光久氏に聞くと、
「伯父という立場ではありますが、お話しできることはありません。納骨は通例どおり四十九日になるとは思いますが、詳しいことは何も決まっていないので……」(取材当時)
絶縁した母の元に戻った沙也加は、泉下で何を思っているのだろうか。
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6月に再開した全国ツアーで沙也加さんのデビュー曲を歌い、「彼女を思わない時間はありません」と語った聖子。当の沙也加さんは今も母の傍にあるという。
「沙也加さんの遺骨は聖子さんの元にあるようです」
と、芸能デスク。
「四十九日法要は聖子さんのいまの旦那さんの菩提寺で行われましたが、納骨が済んだという話は聞こえてきません。聖子さんの実家の墓は福岡に、神田正輝さんの家の墓は都内にありますが、新しく墓を作るのではないかといわれています」
沙也加さんが安らげる場所が見つかる日が来るのを願うばかりである。
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