愛工大名電の「不可解な采配」に疑問の声…痙攣したエースを続投させる必要があったのか?
ベンチで治療後も続投
熱戦が続く夏の甲子園で、一回戦屈指の好カードとして注目されたのが、8月7日に行われた愛工大名電(愛知)と星稜(石川)の強豪校同士の一戦だ。両チームに実力がある選手が多く、接戦になるかと予想されたが、蓋を開けてみると、愛工大名電が2回まで10点を奪う猛攻で、14対2と星稜を一蹴した。その一方で、愛工大名電に“不可解な采配”があったことを指摘せざるを得ない。【西尾典文/野球ライター】
愛工大名電は、6回に84球目を投じたところで、脚が痙攣して、一時ベンチで治療を受けたエースの有馬伽久を8回まで投げ続けさせたのだ。...