民放で加速する「中居正広MC」不要論 テレビマンが解説する“復活のカギ”

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鍵は“名伯楽”

 あれだけ人気を誇った中居が、このままジリ貧を続けていくのか──。

「中居さん復活のヒントになるかもしれないのが、日テレの『ザ!世界仰天ニュース』(火・21時)は依然として好調だということです。その理由は、一緒にMCを務める笑福亭鶴瓶さん(70)の“聴く力”でしょう。鶴瓶さんがMCのTBSの『A-Studio+』(金・23時)も、視聴者の人気を集めています。出演者に寄り添うスタイルが鶴瓶さんの真骨頂です」(同・スタッフ)

 中居の“自分が主役”というMCのスタイルは、時代と合っていないかもしれない。ならば、鶴瓶や安住アナの“自分は脇役”というスタイルを盗めば、“再生”が可能かもしれない──。

「中居さんは8月18日で50歳になります。タモリさん(76)やビートたけしさん(75)に比べればまだまだ若い。時代に合ったMCにアップデートすることが求められていますし、中居さんなら可能でしょう。心配な点があるとすれば、ジャニーズ事務所を退社したことです。周囲の手厚いサポートがなくなりましたし、番組が打ち切られやすい環境にもなってしまいました」(同・スタッフ)

 何より足りないのが、中居にとっての“名伯楽”だという。念のために意味を書き添えておけば、「人物を見抜き、その能力を引き出し育てるのがじょうずな人」(デジタル大辞泉)となる。

デイリー新潮編集部

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