15時から始まる「統一教会」反論会見の内容は “宗教弾圧”を国連へ訴える? ターゲットは「ミヤネ屋」か
圧力にひるんだ「モーニングショー」
教団の反撃がいよいよ始まったようにも見えるが、この間も水面下で教団はテレビ局に対して“圧力”をかけ続けてきたという。
「7月中旬ころ、教団は民放各局に一方的な報道を慎むよう文書で抗議をしています」
こう明かすのは某民放関係者である。
「7月末には、『当法人の著作物である映像等を無断使用することは絶対にしないで下さい』との警告も行われました。各社は政治家と教団の癒着を教団関係メディアである『PeaceTV』などの映像を精査しながら報道してきたのですが、『著作権法違反』『今後は法的手段を講ずる』と警告されたことで、使用しづらくなってしまった。当初、ジャーナリストで前参議院議員の有田芳生氏などをスタジオに呼んで統一教会と自民党の癒着を報道し続けてきたテレ朝の『羽鳥慎一モーニングショー』は、7月下旬以降、あからさまに教団報道を控えるようになっています」
生中継に備える「ミヤネ屋」
一方で、ひるまず報道を続けているのが『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)『ゴゴスマ』(TBS系)である。両番組で、教団批判の急先鋒となっている紀藤正樹弁護士の奪い合いまで起きているというのだ。まさに今日の会見は両番組の放送時間のど真ん中。
「教団はミヤネ屋を相当敵視しており、あえてこの時間帯を選んできたのではないかとも言われています」(前出・民放関係者)
対するミヤネ屋も生中継の準備を進めているというが、
「宗教団体の見解を生放送でそのまま垂れ流すことにならないよう気を配りながらの放送になると思います。スタジオに反教団のパネリストを配置するなどの担保も当然ですが、不測の事態に備えて数秒ディレイして中継することになると思います」(ミヤネ屋関係者)
襲撃事件から一カ月経って迎える大きな山場。教団幹部がどんな言葉を発するのかに注目したい。
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