大泉洋の兄が市民から愛される理由は? ひきこもり支援に尽力、「洋さんにとって最高の兄」の声も
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝を演じた大泉洋(49)。7月3日の放送回で頼朝は最期を迎えたが、話題作から退場した弟と入れ替わるように舞台に登場したのが兄の潤氏(56)だ。函館市職員にして来春の市長選への出馬を決意。注目を一身に集めている。
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潤氏が出馬の意向を公式に認めたのは7月12日、函館市役所に退職願を提出し、報道陣に「次の市長選を目指したい」と語ったのだが、質問が弟の洋に及ぶと、
「(出馬の)話はしています。北海道を代表するタレントとして活動し(中略)、家族思いの最高の弟です」
その話し声、弟とそっくりなのだった。
「洋さんにとって最高の兄」
洋は1996年から北海道テレビの深夜バラエティー「水曜どうでしょう」に出演し、まず道内で大ブレーク。いまや2年連続で紅白歌合戦の司会を務めるなど好感度も抜群で、人気はすっかり全国区だ。
一方の潤氏は洋と幼少期を江別市で過ごし、一家で札幌に転居後、屈指の進学校である道立札幌北高から早大法学部に入り、卒業して函館市役所に職を得た。
「彼こそ洋さんにとって最高の兄だと思いますよ」
と、市役所OBが言う。
「20年以上前、洋さんが劇団を主な活動の場にしていた頃のこと、職員に“よかったら見に来てください”ってチラシを配ったりしてね。洋さんが東京に移ってからも北海道でロケがある時は足を運び、役所内外の関係者からサインを頼まれるとイヤな顔一つせず引き受けて、後日、サイン入り色紙を渡してあげていた」
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