地震で沈んだ「海底都市」を発掘せよ 若き水中考古学者の驚きの日常
世界の海に眠る水中遺跡を研究する「水中考古学」。これまで20カ国以上で発掘プロジェクトに携わってきた“沈没船博士”山舩(やまふね)晃太郎氏は、今年も世界中を飛び回っている。時にはワニのすむ川に飛び込み、またある時には水中ドローンに翻弄され……。最新の発掘現場の様子をインタビューでお届けする。
山舩氏は今年3月に日本を出国し、7月までに、サイパン、コロンビア、アメリカ、メキシコ、フィンランド、クロアチアを仕事で回ったという。まず、上半期で印象に残った仕事を聞いてみた。...