高槻54歳女性怪死、1.5億円保険金“養子”の素顔 ランボルギーニとインスタグラマー彼女
異様なほど華美な私生活
さて“疑惑の男”高井とは一体、何者なのか。
1993年生まれの高井は、兵庫県の有名私立校、関西学院に中学から入学。エスカレーター式に関西学院大へと進んで卒業するまでの計10年間、強豪で鳴らすアメフト部に所属した。
卒業後は大手コンサルティング会社、外資系保険会社などを渡り歩いている。
エリート街道を邁進してきたやに映るが、近ごろは生活が「異様なくらい」華美になっていたという。
高井の知人によれば、
「少し前まで家賃30万円は下らない赤坂の高級タワマンに住み、真っ黒のイタリア製高級車ランボルギーニを乗り回し、麻布十番のガールズバーで口説いた彼女と美食三昧の日々を送っていたようです。お気に入りのブランドはバレンシアガで、腕にはクロムハーツのブレスレットとチョイ悪系。肩、胸、脚などにタトゥーを入れていますね。転職を繰り返した後、フリーの身でFX投資をやって稼いでいると言っていた。時間に余裕があってアメフトサークルの活動に力を注いでいるとも話してました」
交際中の彼女は、フォロワー数1万人超のインスタグラマーだった。
病と挫折と
その投稿をのぞくと、直子さんが亡くなった昨年7月下旬の前後に気になる写真が。カルティエの腕時計にブシュロンのリング、ルブタンの靴といった、高井から贈られたと思しき品々がズラリ。遡れば昨年6月、彼氏のランボルギーニが納車された旨の投稿も。殺害の成功を見込んで購入したものもあるのだろうか。
アメフト仲間は言う。
「彼女とランボルギーニで試合会場に乗り付けた時は驚きました。ただ、あいつはアメフトに関しては超真面目。昨年5月頃にチームに加入したのですが、逮捕される1週間前まで練習を欠かしませんでした」
関西学院アメフト部のOBは、意外な過去を明かす。
「彼は高3の時、日本代表に選ばれるほど将来を嘱望されていましたが、大学に入ってすぐ筋トレ中に脳出血を起こし、生死の境をさまよったんです。幸い一命はとりとめましたが、ウチの部は脳の病気やけがには厳格で、安全性の観点から彼が選手として復帰することを許可しなかった。結果、彼は大学チームに籍を置きながら高等部(関西学院高校)のコーチを務めることになったのですが、本意ではなかったようです」
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