水卜、藤井……人気アナが続々コロナで日テレは大混乱 異常事態で幹部が画策する奇策とは
テレビ業界では、日本テレビが新型コロナの感染予防にもっとも厳しいと言われている。だが、同局の2トップの水卜麻美(35)と藤井貴彦(50)はじめ、山本紘之(33)、石川みなみ(26)と、アナウンサーが続々と感染中してしまった。いずれも生の帯番組を担当しているだけに、局内はてんてこ舞いの様子だ。今後はどうなるのか。
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8月1日放送の「ZIP!」のオープニングは、水卜アナではなく月曜パーソナリティの風間俊介(39)が登場した。
風間:おはようございます。8月1日月曜日の「ZIP!」です。今日はですね、ちょっといつもとメンバーが違うんですけれども。今日は田中毅アナウンサーと後呂アナが一緒に来てくれています。
――田中毅アナ(43)は木・金曜担当のスポーツキャスターで、後呂有紗アナ(28)は「真相報道 バンキシャ!」のキャスターである。
田中:はい、よろしくお願いします。えー、水卜アナウンサー、山本アナウンサー、そして石川アナウンサーが新型コロナウイルスに感染したため、1週間ほどお休みとなります。スポーツは私、そしてSHOWBIZは後呂アナウンサーが伝えてくれます。
後呂:はい、よろしくお願いします。もう、きっと今、どこの職場、学校でも、同じような状況の方、多いと思うので、是非力を合わせて乗り切っていきましょう!
いきなり、レギュラーアナの3人が感染したというわけだ。さらに、この日の午後の報道番組「news every.」は、藤井アナではなく鈴江奈々アナ(42)が担当した。
生のベルト番組で続々
鈴江:全国の皆さんこんにちは。えー、藤井キャスターは現在、喉の痛みがあり、検査の結果、新型コロナウイルス陽性と確認されました。症状は軽いということなんですが、医師の指示により、自宅で療養中で、「every」はしばらくお休みさせていただきます。改めて感染が身近になっていると感じます。まずは藤井さん、ゆっくり体を休めてもらえるように、私たちでニュースをしっかりとお届けしたいと思います。
同日に4人の局アナがコロナに感染したことが発表されたのである。日テレといえば、コロナ感染予防にもっとも厳しいと言われていた。局への入行制限が厳格で、楽屋や収録スタジオでもソーシャルディスタンスを取らないと注意されるとも聞く。一体どうしたのだろう。日テレ関係者に聞いた。
「今回、コロナ感染者が続出したのは、“生放送”で帯の情報・報道番組、いわゆる“生のベルト番組”です。世間でコロナ感染者が続出した1年前までは、同じ生放送に出演するアナウンサーやキャスター同士は、本番の生放送以外は打ち合わせも控え室も別階に設定するのはもちろん、衣装チェンジやヘアメイクをする楽屋なども分けていました」
ところが、最近は状況が変わったという。
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