五輪汚職疑惑、高橋治之氏の“上級国民”人生 平社員時代から運転手付きのジャガーで出勤

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 東京五輪から1年という節目に、「五輪汚職」疑惑を追う東京地検特捜部が強制捜査に乗り出した。司直のメスが入ったのは、これまで疑惑が取り沙汰されながらも、当局の手が及んでこなかった上級国民。その金満人生を追う。

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 7月26日、東京・世田谷区にある東京五輪・パラリンピック大会組織委員会元理事・高橋治之氏(78)の自宅へ、東京地検特捜部が家宅捜索に入った。

 捜査の端緒を最初に報じた20日付の読売新聞によれば、五輪の大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」が、高橋氏が代表を務める会社に計4500万円超もの“コンサルタント料”を支払っていたことが判明。...

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