安倍昭恵さんが「超厳戒警備体制」で事件後初の山口入り 後継問題を支援者と協議
防護カバンでがっちりガード
それにしても驚くのは厳重すぎるほどの警護体制だ。カレーショップ周辺を10人以上のスーツ姿の警官がガードしている。何人かの手には防護カバンも。
取材しているのは「デイリー新潮」の記者とカメラマンだけだが、ちゃんと名乗っても、気を許すことなくマンツーマンでガード。今更だが、これくらいの警護体制で安倍元首相を守ってくれていたならと思わずにはいられない。
30分経つと、警護カバンでガードされながら昭恵さんは出てきた。そして、再びワンボックスに乗り込み、次の訪問先へと向かった。今回はこうして三日間かけて地元周りをする予定だ。
「8月3日には県知事との面会する予定です。知事は国葬後に県民葬を開く意向を示しており、それについての話し合いが持たれると思われます。同日には、自民党所属の県議会議員との会合もセットされています」(県連関係者)
後継問題はどうなる?
この旅程の中で一番注目されるのは、後継問題についての話し合いである。後援会の幹部らは昭恵さんが「出馬しない」と表明した後も、「昭恵さんしかいない」との考えを変えていないという。
「翻意するよう説得に入ると思われますが、果たして昭恵さんの気持ちが変わるかどうか……。後援会や県連としては、昭恵さんの意思だけでなく『安倍家』の意向も確認しておきたいところ。晋三さんの母・洋子さんは『孫を出す』と地元関係者に明かしているが、果たして本当に出てくるのか」
これまでとはまったく違った里帰り。昭恵さんは晋三さんの生まれ故郷で何を思うのか。