安倍昭恵さんが「超厳戒警備体制」で事件後初の山口入り 後継問題を支援者と協議
安倍晋三元首相の襲撃事件後、安倍昭恵さんが初めて地元・山口県に入った。三日間かけて、墓参りや地元支援者などへの挨拶回りをする予定だ。空港からは車両3台、警官10人以上が警護にあたる異例の「里帰り」となった。
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【写真】車両3台、警官10人以上の超厳戒態勢のなか山口入りした昭恵さん
一般の搭乗口は利用せず
午前10時過ぎ。羽田空港発山口宇部空港行きの飛行機に昭恵さんは搭乗した。一般客が利用する搭乗ゲートには現れず、地上バスからSPと一緒に機内に乗り込み最前列に座った。
飛行機は11時40分ころに山口宇部空港に到着したが、ここでも一般出口ではなくVIP用出入り口を利用。10人くらいの護衛にがっちりガードされた昭恵さんが姿を現した。上下黒の喪服姿で黒いトートバックを持っている。カメラの方には目も向けず、迎えに来ていた後援会関係者と一緒に黒いワンボックスカーに乗り込んだ。
前後に警護車両が計4台車列を組んで空港外へ。元首相夫人の警護とは到底思えぬ、超厳戒の警備体制である。
車列は空港を出て5分ほどして停車し、カレーショップに入った。ここで地元後援会メンバーが待ち受けていたのだ。
カレーを食べながら後援会関係者と
15分ほどしてタバコを吸いに出てきた後援会関係者に「どんな様子ですか」と声をかけたが、返ってくる言葉は少ない。ただ、「15人くらいが集まり、カレーを食べながら会食中」とは教えてくれた。
――地元では昭恵さんに出馬してほしいという声がまだ根強く残っていると聞いていますが。
「それはない、ない」
――では、お孫さんに期待したい?
「それもない、ない」
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