【鎌倉殿の13人】ヤクザの手口で愛妾を強奪、母親からも酷評… 史書でみる「源頼家」の実像とは
大泉洋(49)が演じた源頼朝はクセの強い人物だったが、跡を継いだ金子大地(25)扮する源頼家も問題人物だ。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の話である。第28話までが終了した。実際の頼家はどんな人物だったのか? 本人と周囲の人々の姿を史書から浮き彫りにする。
「鎌倉殿――」の第28話で頼家は御家人・安達景盛(新名基浩)からゆう(大部恵理子)を奪ってしまう。景盛は頼朝の側近中の側近だった安達盛長(野添義弘)の長男。頼家が鎌倉殿になってから約半年後の1199年7月のことだった。...