TKO「木本」の巨額投資トラブル “同業者”が明かす「FX」「不動産」「仮想通貨」投資のヤバい実態

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 お笑いコンビTKOの木本武宏(51)が陥った「投資トラブル」の波紋がおさまらない。近く木本自身が記者会見を開き、詳細について語る予定だが、アングラ投資の世界に棲む住人は「たまたま有名人だからメクれた(露見した)だけで、こんな話は日常的に転がっている」と話すのだ。

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 トラブルの全容は不明なままだが、徐々に明らかになってきた事柄もある。

 当初は、木本の芸人仲間や後輩など多くの人間が被害に遭った可能性も指摘されたが、木本の事務所担当者がメディアの取材に答えたところでは、正確な被害者数は「10人いかないくらい」とされる。

 また被害総額についても、巷間伝えられていた「5億~7億という数字ではない」(同)といい、実際はもうすこし少額のようだ。

 木本自身も出資しており、その資金を預けた先が、「2~3年前」に知り合った「30代後半」のA氏なる木本の知人だ。

「最初は普通の友人付き合いのような感じだったが、そのうちA氏から投資を持ち掛けられるようになったといいます。当初は投資に対するリターン(利益)もきちんと払われたため、木本氏もA氏を信用して周囲の知人らを紹介してしまったようです」(スポーツ紙デスク)

 その際、木本は仲介料などは一切受け取っていないというが、被害の拡大を招く結果に繋がったことは否めない。

“正規”の投資でなかった可能性

 A氏からのリターンが滞り始めたのは昨年末頃。連絡もつかない状態が続いたが、現在は双方が弁護士を立てて交渉中という。

「しかしA氏側は“すぐには返金できない”旨の主張を繰り返しているとされ、解決の糸口は見えていません」(前出デスク)

 肝心の投資内容については、木本の事務所サイドは「FX(外国為替取引)と不動産関連」と話している。

「木本さんのように甘い話に誘われて、FXや不動産投資にカネを突っ込んだものの、配当が突然止まるなどして大損を被っている人間はたくさんいる。今回のケースも、たまたま捲れて大騒ぎになっているに過ぎず、個人的には“またか”といった感想しかありません」

 こう話すのは、FXや不動産、仮想通貨の取引に長く携わるA氏の“同業”に当たるX氏。

「Aは無登録で投資を行っていたと報じられているので、FXにしろ不動産にしろ、メガバンクや大手証券会社などを介した正規の取引でなかった可能性が高い。実際、一般的な不動産投資であるREIT(不動産投資信託)などで運用していれば、“大穴をあける”なんてケースは稀です」(X氏)

 しかしアングラな不動産投資の世界では、資産価値を嵩上げした転売目的の物件を掴まされ、ババを引かされるケースが増えているという。特に「投資資金が数千万円程度」と“少額”の投資家が割を食う傾向にあるとされる。

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