倉科カナが「刑事7人」を突然、卒業の怪 六角精児と同じパターンか

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 東山紀之(55)主演の「刑事7人」(テレビ朝日)シーズン8がスタートした。ところが初回に、シーズン1から出演してきた倉科カナが(34)がいきなり番組を卒業してしまったのだ。当日、「徹子の部屋」(同)に出演し、番組の宣伝をしていたのに……。

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 7月13日の初回、倉科演じる専従捜査班の紅一点・水田環は、新人・坂下路敏(ジャニーズWESTの小瀧望[25])の教育係を買って出る。無事に事件が解決すると、彼女は安心したように、キャリアアップのため米FBIに研修に行くことを宣言し、去って行った。

 2015年のシーズン1から出演してきた倉科の卒業は、あまりに唐突だった。そのため、ジャニーズに押し出されたかのような印象も……。民放プロデューサーに聞いた。

「シリーズ卒業は、倉科と所属事務所が考えて踏み切った結論だったと思います。それだけに、彼女が当日昼に出演した『徹子の部屋』は、清々しさすら感じました」

 芸歴16年の倉科にとって、「徹子の部屋」は初出演だった。

徹子:初登場ですので自己紹介を。

倉科:倉科カナと申します。女優をやっております。出身地は熊本県で(血液型は)O型です。よろしくお願いします。

徹子:18歳の時にデビューなすって……。21歳の時に朝ドラの「ウェルかめ」でヒロインをなさって大ブレーク!

――ワイプに映っていた倉科がちょっと困ったような表情になるが、そんなことにはお構いなしで徹子の紹介は続く。

「徹子の部屋」でアピール

徹子:で、現在、東山紀之さん主演の「刑事7人」に唯一の女性刑事役でご出演。もう8年目になるんですって?

倉科:8年目なんです。ファーストシーズンからいるメンバーって少なくて。3人ぐらいしかいないんです。ほぼキャストが男性ばっかりなので、逆ハーレム状態です!

「刑事7人」の宣伝に入り、最後に徹子が番組の見所を聞いた。

倉科:先ほど予告にあったとおり、1人入ってきたら、またどなたかが抜けるかもしれないので、是非注目していただきたいです。

 抜けたのが倉科自身だったわけだ。それにしても、そんなにメンバーが替わっていたとは意外だ。民放プロデューサーが言う。

「『刑事7人』は、同じ水曜9時枠の刑事ドラマ『相棒』や『特捜9』などとは異なり、シーズンによって所属部署まで変わる。そもそもタイトル通り、刑事が7人いたことはほとんどないという異色ドラマです。過去には、シーズン2で鈴木浩介が殉職し、シーズン3では片岡愛之助が逮捕、その責任を取って高嶋政宏が所轄に飛ばされたこともありました」

 いずれも、卒業後は大忙しである。

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