評判ガタ落ちの生稲晃子議員 後ろ髪ひかれ隊、ソロデビューに見る生き方が今後のカギ
「『ダンスが下手なうえに音痴だったので今でも恥ずかしい』と、よく言っていました。それが印象に残っています」と振り返るのは、民放キー局の関係者。誰のことを回想しているのかといえば、先の参院選で初当選した生稲晃子氏(54)だ。
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7月10日に投開票が行われた参院選に、生稲氏は東京選挙区(定数6)から出馬。61万9792票を獲得し、5位で当選を果たした。
抜群の知名度もあり、早くも選挙戦が始まる前から、当選確実が予測されていた。自身が癌患者だった経験から患者への支援モデルを提唱したことなども評価され、「単なるタレント候補ではない」と期待する声もあった。
ところが選挙戦が始まると、生稲氏の“政治家としての能力・資質”を疑問視する指摘が相次いだ。担当記者が言う。
「選挙期間中、NHKや日本テレビのアンケート調査に、ほとんど回答していなかったことが判明しました。更に、他候補の回答を“パクった”のではないかという疑惑も浮上。『富裕層への課税強化』に関しては、毎日新聞には『反対』、朝日新聞には『どちらかと言えば賛成』と矛盾した回答をしていたことも明るみになりました。報道機関からの調査依頼に、真面目な態度で対応していたとは思えません」
更に、投開票日の特別番組で“問題行動”を起こし、有権者の批判は一気に高まった。
「テレビ東京系列で放送された『池上彰の参院選ライブ』で、MCの池上彰さん(71)が『生稲氏はインタビューを拒否した』と明かしたのです。結局、生稲さんは、すべてのテレビ局への出演を断りました。池上さんは、インタビューを受けるのは政治家の責務と指摘。TwitterなどSNS上でも、『有権者への説明責任を果たそうとしないのは政治家失格』という厳しい意見が相次ぎました」(同・記者)
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