吉川赳議員が“18歳女子大生”とホテルで過ごした前日、地元で起きていたこと

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 5月27日夜に18歳の女子大生と焼肉屋で飲酒した末、高級ホテルで一緒に過ごしたと「週刊ポスト」に報じられて自民党を離党した吉川赳代議士(40)。それ以来、雲隠れしているが、7月15日、自身のブログで反論し、“パパ活”も否定し、週刊誌を訴えると言い出した。そのため自民党内から「見苦しい」という声が相次いだが、地元の自民党関係者はもっと怒っている。

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「この度の週刊誌報道に関して」というタイトルの吉川議員のブログの冒頭部分には、週刊誌報道の後、すぐに公の場で説明しなかった理由が書かれている。

《参議院選挙を控える時期に、わたくしが自らの弁明に立てば、あくまでもこれは私自身の問題でありますのに、あたかも党の問題にように取り上げられ(中略)参議院選挙にさえ影響を及ぼすことが容易に想像されました。》

 さらに、安倍晋三元首相が凶弾に倒れたことにも触れた。

《長年日本を導いてこられた安倍元総理が怖ろしいテロによりご逝去されるという、想像を絶する悲劇が突然この国を襲いました。(中略)皆さまへのご説明は、服喪の後にさせていただこうと考えておりました。》

クラブに勤務する女性

 吉川議員は、飲食した相手はお酒を提供するクラブに勤務する女性で、同伴だったことを明かした。また、18歳であるのに飲酒させた理由をこう述べている。

《女性から「大学一年生」や「18歳」という発言はありましたが、「そういう設定で働いているのだな」と理解し、飲酒を制止もせずにいたわけです。》

 パパ活についてはこう弁明した。

《焼肉屋での晩餐を終えたところで、当該店舗にて、「お店(女性が勤務している神田のクラブ)にいこうかね」と、私から女性に告げたところ、自ら同伴を要望していたにもかかわらず、何故か女性の方から「今日は休みます」と、(中略)「お店にでるといくらもらえるの?」と確認したところ、「2万円くらい」とおっしゃいました。そこで、多めに3万円とみて、さらに帰りのタクシー代として1万円を加算して、4万円をその場でお渡ししました。(中略)クラブに勤務される方の欠勤に対する給与相当額の補填としてお支払いしたものなのです。》

 ホテルで女性と一緒に過ごしたことには一切触れず、「週刊ポスト」と女性は繋がっていて吉川議員との会話を録音させたとして、損害賠償を求めて提訴すると主張しているのだ。

「どうにもこうにも、まず、議員を辞めてから説明すべきです」

 と怒り心頭なのは、吉川代議士の地元・富士市の自民党市議。

「ブログで弁明なんかしたら、火に油を注ぐようなものです。週刊誌の報道後、すぐに説明しなかったのは、参議院選があったから、安倍元総理が殺害されて喪に服していたからだとか、取って付けたような言い訳をしている。卑怯ですよ。早くに説明していたら、安倍元首相の事件が起こって、吉川議員の話題なんか忘れられたかもしれませんよ」

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