「池田大作」名誉会長の“長き不在”が影を落とす、集票力ガタ落ち「公明党」の正念場

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 安倍晋三元首相銃撃事件の余波が収まらぬ7月19日、創価学会を支持母体とする公明党の山口那津男代表は“政治と宗教”の関係を問われ、「コメントは控えたい。状況を見極めたい」と述べるにとどめた。参院選の結果を受け内部で動揺が広がるなど、連立与党の公明党が揺れている。

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 10日投開票の参院選で、自民党は公示前より8議席増の63議席を獲得する「大勝」を飾ったが、公明党は後味の悪い結果となった。

「選挙区では全員当選を果たしましたが、比例選では目標の7議席に届かず、1議席を落とした。...

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