なぜいまワープロが密かなブーム? 「インターネットにつながらない」がメリット(古市憲寿)
「週刊新潮」を読んでいたら不思議な広告が目に飛び込んできた。「ワープロ販売」「送料無料」というものだ。しかも1992年とかではなく、2022年7月の最新号。この時代にワープロ? 2000年代初頭に全てのワープロ専用機は製造を中止しているはずだ。
どういうことかといえば「再生ワープロ」なるものが静かなブームらしい。定期的に新聞広告も出しているようだから、商売として成立しているのだろう。
再生ワープロ、広告によれば高いもので7万円、安いもので2万8千円。...