「韓国に現金を運ぶのが日本人女性の使命」 統一教会で人生が変わった23歳の女性元信者の話

国内 社会

  • ブックマーク

統一教会で人生が変わった

 母親が信者になったことで家族が崩壊し、自らの人生も暗転した――安倍晋三元総理を射殺した山上徹也容疑者の供述によって、久しぶりに存在がクローズアップされることになったのが統一教会(現・世界平和統一家庭連合)である。

 1990年代前半、統一教会は日本中のメディアの注目を集めていた。この時期、信者である有名女性芸能人らが合同結婚式を挙げることが判明したために、テレビのワイドショーも一斉に取り扱うようになったのだ。92年8月に韓国・ソウルで行われた合同結婚式の取材には日本のマスコミが五十数社殺到し、大金を積んで「独占中継」を狙っていたテレビ局もあったといえば、その過熱報道ぶりが理解できるだろう。...

つづきを読む