対ロ経済制裁中でも「中古車輸出」大盛況の理由 「600万円以上の高級車が規制の対象」

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 ウクライナ侵攻への経済制裁に対してロシアが石油・天然ガスの合弁事業「サハリン2」の国有化を示唆するなど、日ロ関係は経済面でも緊張が高まっている。

 ところが、中古車ビジネスは別なのだという。

 7月1日に大阪税関が発表した北陸3県の貿易概況によると、自動車輸出は約72億円と対前年同月比で117.4%の伸びとなった。このうち富山県は67億円を占めており、大半が同県の伏木富山港などから輸出される中古車なのだという。

「伏木富山港の周辺には数十社の自動車輸出業者が集まっており、ここから輸出する先はパキスタンや中東、そしてロシアです。...

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