中島みゆき“2年半の沈黙”の理由は? 親交のあるプロデューサーが語る

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 この2年半の沈黙は、彼女なりの「わかれうた」だったのか。加山雄三など高齢歌手の“終活”が相次ぐ中、報じられた吉田拓郎(76)の引退。彼を慕う中島みゆき(70)も、もしかして――。

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 吉田拓郎が出演する最後の番組となるのは7月21日フジテレビ放送の「LOVE LOVE あいしてる」。一昨年には自身のラジオで、今後コンサート活動を行わないことも示唆している。つまり同番組が、吉田を公の場で見られる最後の機会となりそうなのだ。

 1970年代から第一線で活躍してきた大物の引退。この報を受け「もしかして次は……」と音楽業界で取り沙汰されているのが、中島みゆきの去就である。

 芸能記者が言う。

「中島みゆきさんは、20年2月に『ラスト・ツアー「結果オーライ」』がコロナ禍で中止となり、以降はライブなどは行っていません。また、音源もそのツアーのライブ盤を今年2月に発売したのが最後です。中島さんはデビュー前から吉田拓郎さんのファンであり、楽曲も提供しています。それだけに、次は中島さんが……という可能性を否定しきれないのです」

 実際、ファンクラブ向けのメルマガでも、今後の音楽活動には触れられていない。沈黙を貫く中島だが、コロナ禍で巣ごもり生活でも続けているのだろうか。

犬を連れて散歩

 中島の自宅は都内の高級住宅街にある。

 近隣住民によると、

「中島さんですか? タクシーで仕事に向かうのを2週間ほど前にもお見かけしましたよ。犬を連れて散歩していることもありますね」

 中島は独身で、弟夫婦とその子供2人の家族5人で生活している。

「コンビニへ買い物に行くのをよく見かけます。すれ違うとあいさつをしてくれて、とても気さくな方ですよ」(別の近隣住民)

 周囲の心配をよそに、ご本人は全く元気そうなのである。

 中島・吉田双方と長らく共に仕事をしてきたプロデューサー・瀬尾一三(いちぞう)氏は、

「中島さんからそういった(引退)話は皆目聞いていません。いくら昔ファンだったといっても、それぞれが独立したアーティストですから。中島さんが今回の吉田さんの引退を受けて私も、なんてことはないですよ」

 内情を知る業界関係者はこう語る。

「完全にコロナ禍以前の社会に戻るまで、中島さんは活動を自粛しているのです。しかし、レコーディングする気力はありますし、体力的に移動を伴うツアーはもう無理としても、単発のライブはこれからもありますよ」

週刊新潮 2022年7月7日号掲載

ワイド特集「『ニュースの壁』の裏側」より

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