空前のメダカブーム メダカYouTuberが教える「一般人がメダカ飼育の副業で月2～3万円稼ぐ方法」
メダカが今なぜブームなのか？
ここ数年、どうもメダカがブームらしい。
タレントの木村拓哉さんがメダカを飼い始めたことをSNSで紹介したことがあって話題になったり、「『年商2000万円はいける』改良メダカ専門店が都内で続々オープン」（東京新聞）といった記事もネットに出た。
たしかにアマゾンのペット本ランキングを見てみると、上位にメダカ関連雑誌や書籍が数多くひしめいている。
しかし、なぜ金魚や熱帯魚ではなく、今メダカなのか？
多くのアクアリウム関係者に話を聞くと多くの人が共通して語るのは、
（1）他の観賞魚に比べて飼育が簡単
（2）ふ化してから2～3年後に繁殖が可能な成魚に成長する金魚と異なり、メダカは生まれて3～4か月で卵を生める大人メダカになる。つまり、繁殖サイクルが非常に短い
（3）サイクルが短いため、「改良メダカ」（別種のメダカをかけ合わせて、新しいメダカを作出すること）が広がっている
…ということだった。
観賞魚市場全体の中でも上記（１）「メダカは誰でも飼える」という理由から、ここ数年のコロナ禍の中で「敷居の低いおうちカルチャー」の一つとなっていったのだろう。
しかも、頑張ればプロではなくても“数万円の範囲なら”メダカで副業することも可能だという。
趣味と実益を兼ねることが出来るのであれば、たしかに申し分ない。しかし、そんなことは普通に会社勤めしている人や主婦に出来るものなのだろうか？
上記Amazonペット本ランキングの中でこの数週間、発売前からメダカジャンルの中でトップの位置をキープしていた雑誌『メダカLIFE』（発行・ガイドワークス／7月11日発行）でライターとして記事を多数書き、この7月よりサラリーマンを辞めてメダカ屋さんをオープンする「たまやメダカ」の肥田木武彦さんは、20年近く「メダカ副業」を続けてきた「メダカ副業」のベテランだ。
今回は“一般人がメダカで「月2～3万円の副業をする」ことは可能なのか？”というテーマに関して、肥田木さんにその詳細を聞いてみることにした。
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