“じゃないほう芸人”だった相席スタート「山添寛」の人気が上昇中 「ラヴィット！」での珍回答がウケた理由
お笑いコンビ「相席スタート」の山添寛（37）の人気が、「じわじわと上昇中」と話題になっている。今後はバラエティ番組の出演も増えそうだが、その原点は「ラヴィット！」（TBS系列・平日・8:00）での“成功”にあるという。
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相方は“美人ではないがブスでもない”キャラの女性芸人→【実際の写真を見る】
「相席スタート」は山添と山崎ケイ（40）の2人組。いつの時代でも“少数派”である「男女コンビ」だと注目を集めることも多い。
もともと山添はお笑いコンビ「ヒダリウマ」、山崎は「KBBY」で活動していたが、共に解散の憂き目に遭う。
相方を探していた山添と山崎に、知人の放送作家がコンビ結成を助言した。バラエティ番組のスタッフが言う。
「日本テレビの深夜番組『NexT』（2012～14年）が、『コンビを解散した芸人の新しい相方探し』というテーマで山添さんに密着取材を行いました。結果、2013年2月に放送された番組の中で、山添さんが山崎さんにコンビ結成を依頼。山崎さんが快諾するところもオンエアされたという、珍しい経緯を持つお笑いコンビです」
不思議な縁でコンビを組んだ2人だったが、相性は抜群だったようだ。たちまち漫才やコントが注目を集める。特に恋愛ネタが「リアルで面白い」と評判になった。
2016年、M-1グランプリ（朝日放送テレビ制作・テレビ朝日系列）の決勝に進出。9組中9位と最下位に終わったが、知名度を一気に上昇させた。
じゃないほう芸人
「山崎さんは、“美人ではないがブスでもない女”、“ちょうどいい感じのブス”というキャラクターで漫才やコントを演じていました。知名度が上昇するにつれ、この設定がヒットしたのです。2人でバラエティ番組に出演することも増えましたが、あくまで人気を牽引していたのは山崎さんです。山添さんは、いわゆる“じゃないほう芸人”という印象でした」（同・スタッフ）
だが、山添にも“スポットライト”が当たる日が訪れた。「借金」が話題になったのだ。
「借金の原因はギャンブルです。2019年ごろからバラエティ番組で『山添さんはボートレースが原因で借金をしている』、『相方の山崎ケイさんからも金を借りている』ことが取り上げられるようになりました。この頃、借金を抱えた“クズ芸人”、“ゲス芸人”が注目を集めており、その流れに山添さんもうまく乗ることができたのです」（同・スタッフ）
やっとのことで「じゃないほう芸人」から抜け出した。とはいえ、お笑いの世界で圧倒的な才能を見せつける――というタイプではない。
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