ヤクルトの「歴史的独走」を許したセ・リーグ5球団それぞれの“大誤算”

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主力が揃わない巨人、リリーフ陣が誤算だった阪神

 7月2日、セ・リーグ連覇を狙うヤクルトの優勝マジック53が点灯した。これは1965年の南海(現ソフトバンク)が記録した7月6日を上回り、プロ野球史上最速である。ヤクルトが強いことは確かだが、投手では奥川恭伸、野手ではサンタナといった主力を欠きながらの戦いであることを考えると、独走の要因は他の5球団によるところが大きい。【西尾典文/野球ライター】

 大差をつけられながら、ヤクルトを追走している巨人は、やはり攻守の柱と言える選手が機能していない。...

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