交際報道の「山﨑賢人」「広瀬すず」それぞれTBSのドラマ主演決定 「日曜劇場」「火10」の人気枠で

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高1で俳優になった山﨑

 キャリア12年の山﨑が俳優になったきっかけはスカウトだった。幼いころからサッカーに夢中で、中学2年時に試合のために東京・代々木公園に行ったところ、現在の所属芸能プロダクションのスタッフに声を掛けられた。山﨑はしばらく考えた後、俳優の道を歩み始めた。

 デビューは高1だった2010年。テレビ朝日の連ドラに出演した。その後は順風満帆。フジテレビ「水球ヤンキース」(2014年7月期)などの話題作やNHK連続テレビ小説「まれ」(2015年度上期)などに次々と出演した。

 連ドラで特に評判高かったのはサヴァン症候群の医師に扮したフジの主演作「グッド・ドクター」(2018年7月期)。この時から表情で心の内側を静かに表すのがうまいと評された。

 映画も「羊と鋼の森」(2018年)、「劇場」(2020年)、「夏への扉-キミのいる未来へ-」(2021年)などに相次いで主演。笑わせる作品も泣かせる芝居も得意としている。

山﨑と広瀬の唯一の共演作とは

 広瀬すずとは音楽をテーマにしたダブル主演映画「四月は君の嘘」(2016年)で初共演。山﨑はピアニスト、広瀬はバイオリニストに扮した。

 原作は「ONE PIECE」作者の尾田栄一郎氏(47)が「傑作」と絶賛した超人気漫画。母を失ったショックでピアノの音が聴こえなくなったピアニストの少年と奔放に見えるバイオリニストの少女との恋と永遠の別れが描かれた。現代では珍しいド直球の純愛ドラマだった。

 映画版も評判が良く、2016年に公開された全邦画の中で19位にランクイン。山﨑はナイーブな少年になりきり、広瀬も周囲を悲しませないために嘘をつくという難役をこなした。悲劇的な結末であるため、映画館ではポロポロ涙を流す中高生が相次いだ。

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