交際報道の「山﨑賢人」「広瀬すず」それぞれTBSのドラマ主演決定 「日曜劇場」「火10」の人気枠で

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 今月上旬に交際が発覚した山﨑賢人(27)と広瀬すず(24)が、それぞれ連続ドラマに主演することが決まった。山﨑は10月期のTBS「日曜劇場」(日曜午後9時)。広瀬は同じくTBSの来年1月期の「火曜ドラマ」(火曜午後10時)。2人は恋をしようが、仕事はおろそかにしないようだ。

山﨑の「日曜劇場」主演は抜擢

 山﨑はドラマも映画も既に主演を重ねているが、10月期「日曜劇場」への主演はひときわ感慨深いのではないか。

 なにしろTBSの看板連ドラ枠。新聞の放送担当記者の間では「民放版の大河ドラマ」と呼ぶ向きすらある。

 おまけに主演はキャリアを積んだ中堅からベテランが多く、若手は滅多なことでは起用されない。現在放送中の「オールドルーキー」の綾野剛もデビュー20年目、40歳での初主演である。

 山﨑はまだ27歳。2020年以降の「日曜劇場」では、「テセウスの船」(2020年1月期)に26歳で主演した竹内涼真(29)に次いで若い。抜擢と言っていい。

「日曜劇場」の主演に中堅からベテランが多いのには理由がある。現在のほとんどの連ドラはコア層(13歳~49歳)に向けてつくられているが、「日曜劇場」はスポンサー陣の意向もあって、ターゲットがALL(全世代)なのだ。このため、子供からシニアにまで幅広い知名度がある俳優でないと、主演には起用されない。

背景には主演映画「キングダム」の大ヒットがある?

 山﨑が主演に据えられるのも幅広い層に支持されているとスタッフ側が判断したからだろう。背景には主演映画「キングダム」(2019年)の大ヒットがあるに違いない。興行収入57.3億円を記録し、2019年に公開された邦画ではナンバーワンだった。

 現在は3年ぶりの続編「キングダム2 遥かなる大地へ」が公開中。主演はもちろん山﨑である。やはり大ヒットの兆しを見せているので、「日曜劇場」にも追い風になるはずだ。

 山﨑にとっては「日曜劇場」への凱旋でもある。「陸王」(2017年10月期)の助演陣の1人だった。主演の役所広司(66)が演じた足袋会社社長の息子役である。今度は座長の立場となる。

 ドラマの概要や共演陣などの発表は8月中には行われる。山﨑は演技の幅が広く、日本テレビ「トドメの接吻(キス)」(2018年1月期)などのコメディにも主演したことがあるが、今回のストーリーはシリアスになりそう。

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