男子ゴルフ選手会長・谷原秀人に批判が噴出 国内ツアーを欠席しサウジの超高額ツアーに参戦

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 人気沸騰の女子ゴルフツアーと比べ、男子ツアーの低迷は目をおおうばかり。ところが、再興の音頭をとるべき男子プロの選手会長自らが職責を放棄し、国内に見切りをつけて海外の高額ツアーに参戦。関係者から批判が噴出している。

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 谷原秀人(43)といえば、過去に日本で通算16勝を挙げている実力者。そんな実績、人気ともに兼ね備えた人物が、今季から日本ゴルフツアー機構(JGTO)の選手会長に就任し、男子ツアーの再建を担うことになっていた。

 しかし、シーズン半ばにして選手や大会スポンサーから批判の声が上がっている。発端は谷原がサウジアラビアの政府系ファンドが支援するLIVというツアーに参戦したことだ。スポーツ紙記者は言う。

「この大会はとにかく賞金が高額で、先月、イギリスでの開幕戦の賞金総額は2500万ドル(約33億7千万円)。しかも出場しただけで報酬が確約されており、最下位でも12万ドル(約1600万円)が保証されている」

高額賞金に目がくらんだ?

 ところが同じ時期に国内では新規大会となるASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメントが開催されており、谷原はこちらを欠場したのである。

「ただでさえ国内男子は試合数が減っているのに、こともあろうに新規開催の試合に選手会長が出場しないのはおかしいという声が噴出したのです」(同)

 さては高額賞金の「金満ツアー」に目がくらんだか。

 谷原はLIVの開幕戦では39位で13万6千ドル(約1800万円)、続くアメリカで開催された第2戦では16位タイで22万3600ドル(約3千万円)を荒稼ぎしたのである。

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