「円安」「物価高」を放置する岸田首相 「節電ポイント」で高齢者の命が危険に
「安いニッポン」と言われて久しいが、事態は新局面に突入している。物価高、円安、賃金安。日本経済を取り巻く負のスパイラルに庶民はあえぐばかり。だが、総理も日銀総裁も有効打を放つことなく、まるで人ごとのようだ。人はそれを愚策、いや無策と呼ぶ。
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岸田政権が船出して、はや9カ月が経過。しかし、「新しい資本主義」なるものの正体を見た者はまだ誰もおらず、もしかしたら岸田文雄総理その人にさえ見えていないのではないかと疑いたくなる。そこに物価高、円安、賃金安の三重苦が襲い掛かってきたのだから、「いい加減にしろ!」と叫びたくもなろう。...