「小室圭さん・佳代さん」親子が不満を隠せなかったという前代未聞の書『秋篠宮』の該当部分

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秋篠宮さまがお墨付きを与えた1冊

 元新聞記者のジャーナリストが秋篠宮さまに直接取材し、その肉声をまとめた異例の書籍『秋篠宮』(小学館)が出版されたのは今年5月のこと。秋篠宮さまへ5年で37回に及ぶ取材を重ねたと訴えるだけあって、いわば秋篠宮さまがお墨付きを与えた1冊とされている。皇位継承順位1位の立場である皇族が心のありようを明かした前代未聞の書籍でもあるが、その中身について小室圭さん・佳代さんは不満げなのだという。

 まずは『秋篠宮』についておさらいしておこう。著者は元毎日新聞特別編集委員でジャーナリストの江森敬治氏だ。江森氏が秋篠宮邸に通った5年は、眞子さんの結婚をめぐって紆余曲折のあった時期に重なっている。小室さん夫妻の婚約をNHKがスクープしたものの圭さんの母・佳代さんと元婚約者との間の金銭トラブルが報じられたこともあり、途中からは結婚へのネガティブな世論も目立つようになった。結果、多くの国民が納得し喜んでくれる状況には至らず、納采の儀を行わない異例の結婚をしたうえで小室さん夫妻は海を渡って行ったのだった。

小室さん親子はこれをどう読んだのか?

 書籍の帯には「皇族である前に一人の人間である」とコピーがある。

「小室さん夫妻の結婚が皇室に少なからぬ影響を及ぼしたことは、秋篠宮さまも認められていますね。国民の皇室に対する信頼を取り戻すべく、親しみやすさというか人間らしさをアピールしたかったということなのかもしれません」

 と、担当記者。宮内庁内外でも同書については様々な評価があったとされる。それについては、これまでもデイリー新潮で伝えてきた通りだ。では、もう一方の当事者である小室圭さん・佳代さん親子はこれをどう読んだのだろうか?

「2人や眞子さんはいずれも本に目を通すことはなく、これからも読むつもりはないとのことです。ただ、周辺が本の中身について教えてくれるらしく、だいたいのことは把握していると聞いています。本人たちは内容に不満げで、“あの時本当はこうだったのに”など指摘したいことがいくつかあるようです」

 と、秋篠宮家の関係者。先の記者にこの点を尋ねてみると、

「確かにこの本は秋篠宮さま側にだけの取材という建て付けで、小室さん側の主張を全く聞き取っていませんから、反論したい気持ちがあるとしても不思議ではないですね」

 と話す。

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