『オッサンの壁』著者の女性政治部長に、“オッサン飲み会”疑惑 社内で泥酔し嘔吐
男女平等、ジェンダーレスの時代に全国紙初の女性政治部長となった毎日新聞の佐藤千矢子氏(57)の著書『オッサンの壁』が話題だ。政界の「男社会」ぶりを浮き彫りにしている一方、当人が過去に起こした「オッサン飲み会」には言及されておらず……。
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佐藤氏が政治部長に就いたのは2017年4月から19年4月末まで。女性初の政治部長として、当時はメディアでも注目された。その佐藤氏が今年4月に刊行したのが、『オッサンの壁』(講談社現代新書)だ。
同書でオッサンとは男性優位社会に安住し、少数派の気持ちに思いが至らない人を指すとし、女性記者ならではの苦労がつづられている。例えば「議員との懇談中に抱きつかれた」「議員宿舎で“寝ていきなさい”と議員に布団を敷かれた」といった具合だ。
「佐藤さんは名古屋大学卒で学閥もなく、女性記者もまだ珍しい時代だったので、永田町取材で苦労していた。負けん気が強く、飲み会も途中で帰ったりしない人でしたね」(政治部記者)
一方でこんな評も。
「部長時代は政権中枢に食い込んでいるわけでもないのに、特オチすると部下を叱りつける人でした」(同)
現在では論説委員としてTBS系の「ひるおび」に出演するなど、テレビでもご活躍の彼女。ただ、毎日社内では、本には書かれていない「失態」が話題になっているという。
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