落語史上初、歌舞伎とのコラボが 「春風亭小朝」「中村芝翫」が共演
他にも大イベントが
奇しくも同じ11月には、東銀座の歌舞伎座で市川海老蔵が「十三代目市川團十郎白猿」の襲名披露興行をスタートさせる。
「加えて浅草の平成中村座では、3年ぶりに中村勘九郎さんと七之助さんが主演する、宮藤官九郎さんの新作『唐茄子屋』が上演されるんです。同時期に歌舞伎の大きなイベントが重なったので、どちらも相乗効果でとても盛り上がると期待しています。歌舞伎座や平成中村座の興行を見た後には、国立劇場にも足を運んでいただきたいですね」
7年後の令和11年に生まれ変わる予定の国立劇場は、大小の劇場のほかに演芸場も整備。加えてホテルやレストランも併設されて、日本の伝統芸能を発信する一大拠点となる見込みだ。
「国立劇場側とは“今回の企画が成功したら新開場の時もやりたい”と話している。その時は同じ三遊亭圓朝モノで、僕が『文七元結(もっとい)』を、歌舞伎が『芝浜』をやるのも面白い」
夏なら怪談モノでも――。