競技ダンス“100年に1人の逸材”に「芸能界の女傑」がパワハラか 意見に逆らうと「大会出場禁止」に

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 若き天才「フジイソウタ」といっても棋界の彼ではない。ダンス界の逸材を危機が襲った。アマチュアダンスのプリンス・藤井創太選手(23)に対し、芸能界の「女傑」がパワハラを働いているのだ。

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 小学校1年生から始めたという競技ダンスの世界で、藤井選手の実力は群を抜いている。

 日本最高峰「三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権」ではラテン部門にて2016年から4連覇。今年の1月と2月にはTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で“100年に1人の天才”と紹介された。

「彼はダンス界のスターで、世界の舞台にも羽ばたこうとしている。しかしこの3月、藤井さんが、あるダンス大会に出場できないという事態になりまして……」

 と困惑するのは事情に詳しい業界関係者。

裏で糸を引く“芸能界の女傑”

 その大会とはJBDF(日本ボールルームダンス連盟)主催の「スーパージャパンカップダンス」のこと。

「表向きは藤井さんが“アマチュアにもかかわらず、ダンススクールで報酬を得ていた”と問題視され、出場できなくなったということになっています。ダンス界では大きな競技団体はJBDF含め三つあり、プロ登録すると、登録した団体主催の大会にしか出場しにくくなります。藤井さんはさまざまな大会に出たいと考えており、アマチュアで活動している最中でした。今回、不出場の原因となった“報酬問題”がクローズアップされたのは、ある人物が裏で糸をひいていたからです」(同)

 その人物こそ生き馬の目を抜く芸能界で女傑として知られる稲川素子氏(88)。ルビー・モレノら外国人タレントを数多く擁する稲川素子事務所の代表である。

 この関係者が続ける。

「稲川さんはJBDFの代表理事を務め、藤井さんの才能にぞっこんでした。そこで以前から、“JBDFでプロ登録しなさい”と圧力をかけ、藤井さんはそれをうまくかわしてきたのです。ところが、藤井さんが今年2月に別の団体の大会に出場し、稲川さんが激怒。“約束を破った”と、3月の大会出場を禁じたのです」

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