「京大卒ポーカーYouTuber」がラスベガスで仲間から借りた3万ドルを「バカラ賭博」で溶かした! 苦しい懐事情も露呈

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不屈の精神

 そればかりでない。中村氏は沈黙を守りながら現在も高額のポーカートーナメントに出場し続けているのだ。

「7月3日に1万ドル、4日には1000ドルのイベントに出場し、入賞せずに敗退したことが明らかになっています。7月6日は1万ドルのメインイベントにも。WSOPは大会に出場すると、ネット上に名前と結果が掲載されるので、コソコソ出ようとも絶対バレてしまうのです」(同)

 破産していたにもかかわらず、どうやって参加費を捻出しているのだろうか。

「どうやら、知り合いから引っ張ってきているようなのです。いくら彼の腕が確かであっても、ポーカーはメンタルスポーツですから、今の精神状態では勝ち目はないと思うのですが……」(同)

 この中村氏のギャンブル狂ぶりに、界隈は熱狂するばかりだ。

「ポーカー界の発展を願う人たちは彼の傍若無人ぶりに怒っていますが、一部の愛好家たちは『これぞ真のギャンブラーだ』と面白がって応援しています。彼がいま出場中のメインイベントは10日間も続くトーナメントなのですが、DAY3まで進出している(日本時間7月9日現在)。優勝賞金1000万ドルのビッグトーナメントとあって、愛好家が集う掲示板では『奇跡を起こせ』と声援が飛び交っています」(同)

「デイリー新潮」は中村氏のTwitterアカウントに、今後どうしていくつもりなのかなどの質問を送ったが、いまのところ回答は届いていない。

 YouTubeチャンネル上に溢れかえるセルフプロデュースの夢物語。その一つ取っても裏返せば、見てくれとはかけ離れた世界が隠されているのである。

デイリー新潮編集部

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