生稲晃子氏、アンケート回答を“コピペ”しちゃった恥ずかしい理由 都連関係者が明かす

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都連関係者が明かす

「実はこのアンケート、それ以前の回答も似たり寄ったりでした。同じ自民党からの出馬ですから、党の意向に沿うのは分かりますけど、ここまで似ているとね。東京新聞の担当者もムッとしたと思います」

 ネット上では、これまで不備が重なった生稲候補が、朝日候補の回答をコピペしたのではないかという声もある。

「いくらなんでもそれはないでしょう。女性週刊誌が生稲事務所に取材したようですが、要領を得ない回答でした」(同・全国紙記者)

「女性自身」(7月6日配信)には事務所からの回答が掲載された。

《「回答を作成する上で、間違いがあってはいけないので党の専門的な部分に確認しました。朝日先生のことはわからないので推測ですが、同じように確認をされたのかもしれません」》

 何だかスッキリしない。そこで自民党東京都連の関係者に聞いた。

「今回の一連の騒動があまりにも情けなく、自責に念に駆られたためお話しさせていただきます。メディアアンケートが同じになってしまった理由は簡単です。生稲候補に限らず各候補者には、都連事務局の職員がメディア各社のアンケートの回答を作成し、それに沿って各事務所が回答するからです。もちろん、候補者自身に関する質問は各自で答えますが……」

 アンチョコがあるわけだ。ちなみに、過去の選挙で都連が作成したテンプレートはこんな感じだ。

 回答例が事細かく指示されている。これなら誰でも立候補できるかも。

 ならばなぜ、東京新聞のアンケートでは第7問だけがソックリになってしまったのか。

「朝日候補の陣営は、都連事務局が作ったテンプレの趣旨に沿う形を取りつつ、機転を利かせて、候補者らしい手を加えて回答したのでしょう。もちろんこれが本来の在り方ですが、7問目に関しては、テンプレにわずかしか手を入れなかったんだそうです」(同・都連関係者)

 生稲陣営は?

「彼女のほうは、テンプレをそのまま貼り付けただけだったそうです。その結果、両陣営の回答はそっくりになってしまったのです」(同・都連関係者)

 何だか情けない。

「本来、メディアアンケートは、各候補者が国民や世論に政治信条や政策を伝え、有権者の判断の参考となる重要なものです。それが候補者本人も全く関知しないところで、極めて事務的に処理されているのです。今後は改めるべきでしょう」(同・都連関係者)

デイリー新潮編集部

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